C翼二次創作/小次健love!  

昭和の寮の話

あんたの思い出話はどーでもいいよ?という感じですが、自分が書くお話の背景になっていることも多いので、昭和の寮の話をしてみます。
高校を卒業して親元を離れたんですよ。最初の一年は寮生活をしました。
一年生は四人部屋。ベッドは二段ベッド。上級生になると個室になります。
一年しか寮にはいなかったので個室を使ったことはなかったんですけどね、先輩のお部屋に遊びに行ったりしてました。
狭い個室でしたけど、…あ、思い出した。ベッドでも布団でもよかったんですよ。最初からあるのは机だけ。ベッドがいい人は自分で買う。今時こんな寮はないでしょうね~。なんでも揃っていそう。
とにかく「A先輩のお部屋とB先輩のお部屋、全然違うよねー」こんな感じでした。

少し前にも書きましたけど、寮費の中に昼食代も含まれていたので、「昼食券」をもらっていました。
確か一か月分まとめて。…だったかな?わ、忘れた
そして、また思い出したんですけど、実は通っていた高校にも寮はありまして、高校の寮生は同じお弁当を持って通学していました。朝、寮を出る時に渡されるみたいで、結構ゴージャスでしたよ。

学生さんのお話を書く時、お昼ご飯をどうするか。
購買説も捨てがたいんですけど、出来るだけお金を使わずに学生生活を送れるように、などと考えると昼食券を持たせるのはいいかもしれない、と思ったり。
現金は本当にお小遣いだけなんですよ。特に中学生は。
で、このお小遣いですけど、これも前にも書いたんですけど、東邦学園から直接未成年の子供にお金を渡すわけにはいかないでしょうし、日向家の生活費は学園からの振り込み。
そこからかーちゃんが小次郎に仕送りをする。
「あの…みなさんいくらくらい?」(日向母)
「それぞれですからお答えできません」(学園の人)
入学当初は多めに仕送りするかーちゃん。
「サッカーしかしてねーから、あんなに送ってくれなくていいから」と小次郎。
「でも…」
「ほんとに金使う暇ねーし。少しでいいから」
好き勝手に小次郎にはいろんなものを買わせたり食べさせたりしてますけど、どーなのよ?

話を寮に戻そう。

お風呂はどうかというと、
実は受験前に別の学校の講習を受けたことがあるんです。夏休み、寮生がいない時期にお泊り。
この寮のお風呂は大きなお風呂だったんですけど、私が暮らしていた寮は各階ごとにお風呂があって、何人かで順番に入るシステム。
今時の寮は部屋ごとにトイレもお風呂もあるとは思うのですが、大好物のお風呂でドキドキシチュは大きなお風呂じゃないとダメなわけで、でも、一人ずつ入るお風呂シチュもいいかなぁと思ったりしています。
「ごめん、まだ上がってなかったのか」とか。
「日向さん、お先しました」とか。
「風呂入ったか?」
「え?まだ、日向さん、先に入って」とか。
「もっとゆっくり入って来いよ。髪もちゃんと拭いてこい」
「べ、別に急いでないよ」とか。
寮にいながらにして夫婦みがありますね。読みもしない本を捲りながら嫁がお風呂から上がるのを待っている旦那。逆もアリ♪

当番なんてものもありました。
当番は電話の取次ぎと消灯の放送とかをします。
そうそう。談話室にお菓子が入った棚があってそれの会計も。
寮生は小腹が空くと談話室に行って当番さんからお菓子を買うんです。
買うと言っても無人販売のように缶にお金を入れるだけなんですけどね。何を買ったかノートに名前と品名を書くのです。
「きのこのやま/若島津」とか、「じゃがりこ/ひゅーが」とか、「カプリコ/反町」とか、

あ、ここまで書いて、食品機があるんじゃないの?と思ってきました。
わたしの職場にあるようなやつ(どんなやつだよwwww)
職場の食品機には菓子パン、カロリーメイト、チョコ、スナック菓子などが入ってます。
あまり利用者はいなくてみなさん売店に行きますけどね。

あーとーはー

これ、興味ある人いるんでしょうか?ま、いーや。ここまで書いたし。
具合が悪くなると寮監の先生がうどんを部屋に持ってきてくれたり、簡単なものなら調理できる場所があったり、アイスの差し入れとか、まっ暗にして廊下で豆まきとか、みんなで花火とか。
不便だなぁと思うこともあったけど、寮生活は楽しかったですよ。

同室の二人、別室の二人、若だけ個室、お話によって設定バラバラなんですけど、
二人とも個室はまだ書いていないことに気づきました。
これはこれでいいな、と思うんですけどね。
壁一枚隔てて隣同士とか、部屋割りの関係で日向の部屋の真下に若の部屋があるとか。

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