いろんな意味で土下座もの 『見えない刀』by 早田
いろんな意味で土下座もの。供養する前に拾ってきました。
※私、関西に住んだことがありません。関西に親戚もいません。
↓早田です。(合宿中)
※私、関西に住んだことがありません。関西に親戚もいません。
↓早田です。(合宿中)
『見えない刀』
廊下で若島津とすれ違った。
俺は見えない刀で斬りつけた。
意味なんかあらへん。ちょこーっと構いたかっただけや。
「…………」
なんや、ノリ悪いやっちゃな。
「若島津、斬られなあかんよ」
「え?」
「見えない刀で斬られたら、見えない血ぃを流さなあかん。それが礼儀っちゅうもんや。ほな、いくで」
ジャキーン!
「…………」
「はよう」
ジャキーン!
「う、うあ?」
「ちゃう、ちゃう。手本みせたるわ。ぐあああああっ!」
若島津は「ハハ…」と力のない笑いしか返してくれへんかった。
せやけど、なんとなーくやりたそうや。
せや、斬る方がええかもしれへんな。こいつ、格闘家やし。
「おまんがやり」
俺は見えない刀をあいつの手ぇに握らせた。
思った通りや。目付きが変わった。
シャキーン。
「ぐっ、う、ぐああー」
こ、こいつ、なんちゅう身のこなしするんや。
若島津は刀についた俺の血を拭い、鞘に納めた。
「じゃあな、早田。なかなか面白かったよ」
「ま、待たんかぁっ」
卑怯やと思たが、俺は後ろから斬りつけた。
「ぐ……」
おー。ええなぁ。こいつ、めちゃめちゃ上手いやん。
若島津は指先をプルプル震わせた。
ギッと睨んだ目ぇがたまらんわ。
「み、見損なったぞ」
「斬ったもん勝ちや」
トドメを刺そうと刀を振り上げた時やった。
「おまえ、何やってんだよ」
「あ、日向さん♡」
くっそー、ええとこやったのに。
「日向、なんでそこにおるねん」
この男は若島津以外の人間の言葉を当たり前のように無視する。
無視された方の身になれっちゅうんねん。
どないしよ。とりあえずポリポリ頭かいとこか。
「早田と遊んでやってたのか?」
「ま、まぁ……。斬られるのが礼儀らしい」
やーな予感がする。
あかん。斬られたらあかん。
刀なんかどこにもないんや。や、やめとき。や、…やめ…っ
「早田ぁっ」
「ぐああーっ」
ニ、二刀流。しかもこいつドSや。
「斬るなら一思いにやったらええやん」
「こうか?」
ああー、小指が。
「こうか?」
ああー腕が。
結局、俺は斬られまくって、絶命した。
ああー、幸せや~。
武蔵と小次郎に斬られた気分。
廊下にうずくまり余韻に浸っていると、頭の上からめっちゃええ声がした。
お迎えまでついとんのか。豪華やな。
顔を上げると、三杉が俺を見下ろしていた。
「どうしたんだい?」
「あ、いや。あいつらは?」
「誰?」
ゴージャスすぎる。
こいつ、神様っぽいっちゅーか、そや、大天使みたいや。
「どこか痛むのかい?来たまえ、診てあげよう」
俺、着いてってどないすんねん。どこも痛ないのに。
「あんなぁ、指、斬られてしもた」
「指?」
「日向に見えない刀で斬られたんや」
「…………」
し、しもたー。
この男を怒らせたらあかん。何されるかわからへん。
「ふふふ」
笑わんといてー。
そないな綺麗な顔して笑われるとほんまに背筋がカチンコチンに凍ってまう。
「冗談や」言うて部屋戻ろ。
「じょ、冗談や。何でもあらへん。ほな」
「待ちたまえ」
!!!!!!
なんと、三杉は見えない刀で斬られた見えない傷の手当を始めた。
見えない包帯を巻く手つきがほんまに綺麗やった。
「はい、出来たよ」
「三杉」
「何だい?」
「三杉」
「何?」
「三杉ーっ!」
「あ、な、何を……や、やめたまえ」
「三杉、三杉、三杉ーっ」
この後どうなったかと言うと、俺は松山にぼこぼこにされた。
何で松山にはわかったんやろ???
+++++++++++++++++++
す、すみません。いろんな意味で。
何がしたくて書いたのか、それすら覚えていません。
松淳が書きたかったのかな?ウーン???
廊下で若島津とすれ違った。
俺は見えない刀で斬りつけた。
意味なんかあらへん。ちょこーっと構いたかっただけや。
「…………」
なんや、ノリ悪いやっちゃな。
「若島津、斬られなあかんよ」
「え?」
「見えない刀で斬られたら、見えない血ぃを流さなあかん。それが礼儀っちゅうもんや。ほな、いくで」
ジャキーン!
「…………」
「はよう」
ジャキーン!
「う、うあ?」
「ちゃう、ちゃう。手本みせたるわ。ぐあああああっ!」
若島津は「ハハ…」と力のない笑いしか返してくれへんかった。
せやけど、なんとなーくやりたそうや。
せや、斬る方がええかもしれへんな。こいつ、格闘家やし。
「おまんがやり」
俺は見えない刀をあいつの手ぇに握らせた。
思った通りや。目付きが変わった。
シャキーン。
「ぐっ、う、ぐああー」
こ、こいつ、なんちゅう身のこなしするんや。
若島津は刀についた俺の血を拭い、鞘に納めた。
「じゃあな、早田。なかなか面白かったよ」
「ま、待たんかぁっ」
卑怯やと思たが、俺は後ろから斬りつけた。
「ぐ……」
おー。ええなぁ。こいつ、めちゃめちゃ上手いやん。
若島津は指先をプルプル震わせた。
ギッと睨んだ目ぇがたまらんわ。
「み、見損なったぞ」
「斬ったもん勝ちや」
トドメを刺そうと刀を振り上げた時やった。
「おまえ、何やってんだよ」
「あ、日向さん♡」
くっそー、ええとこやったのに。
「日向、なんでそこにおるねん」
この男は若島津以外の人間の言葉を当たり前のように無視する。
無視された方の身になれっちゅうんねん。
どないしよ。とりあえずポリポリ頭かいとこか。
「早田と遊んでやってたのか?」
「ま、まぁ……。斬られるのが礼儀らしい」
やーな予感がする。
あかん。斬られたらあかん。
刀なんかどこにもないんや。や、やめとき。や、…やめ…っ
「早田ぁっ」
「ぐああーっ」
ニ、二刀流。しかもこいつドSや。
「斬るなら一思いにやったらええやん」
「こうか?」
ああー、小指が。
「こうか?」
ああー腕が。
結局、俺は斬られまくって、絶命した。
ああー、幸せや~。
武蔵と小次郎に斬られた気分。
廊下にうずくまり余韻に浸っていると、頭の上からめっちゃええ声がした。
お迎えまでついとんのか。豪華やな。
顔を上げると、三杉が俺を見下ろしていた。
「どうしたんだい?」
「あ、いや。あいつらは?」
「誰?」
ゴージャスすぎる。
こいつ、神様っぽいっちゅーか、そや、大天使みたいや。
「どこか痛むのかい?来たまえ、診てあげよう」
俺、着いてってどないすんねん。どこも痛ないのに。
「あんなぁ、指、斬られてしもた」
「指?」
「日向に見えない刀で斬られたんや」
「…………」
し、しもたー。
この男を怒らせたらあかん。何されるかわからへん。
「ふふふ」
笑わんといてー。
そないな綺麗な顔して笑われるとほんまに背筋がカチンコチンに凍ってまう。
「冗談や」言うて部屋戻ろ。
「じょ、冗談や。何でもあらへん。ほな」
「待ちたまえ」
!!!!!!
なんと、三杉は見えない刀で斬られた見えない傷の手当を始めた。
見えない包帯を巻く手つきがほんまに綺麗やった。
「はい、出来たよ」
「三杉」
「何だい?」
「三杉」
「何?」
「三杉ーっ!」
「あ、な、何を……や、やめたまえ」
「三杉、三杉、三杉ーっ」
この後どうなったかと言うと、俺は松山にぼこぼこにされた。
何で松山にはわかったんやろ???
+++++++++++++++++++
す、すみません。いろんな意味で。
何がしたくて書いたのか、それすら覚えていません。
松淳が書きたかったのかな?ウーン???