C翼二次創作/小次健love!  

83.『雨上がりの朝に』(名刺SSテキスト版)

昨夜の残りの雨の匂いを嗅ぎながら、校舎裏でキスをした。

朝っぱらから何やってんだろ……。
そう思いながら、彼の唇を離せなかった。
ふいに入り込んだ足音に彼が動きを止めるまで。

「続きは後で」

彼が駆けて行く。
小さくなる背中に俺は言う。

「バカ。後っていつだよ」

昼休み、またここに来てみようか。





(2019.6.7 twitter投稿)リメイク

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