こんばんは!
しばらく本宅入り浸り生活です。
ツイッターにもちょこちょこ顔を出そうと思ってはいるのですが、あ!お題SSを置いておきました。ちょっとしんみりしちゃいましたがそれくらい想っているということで。
名刺SSテキスト版のご案内記事にも書き足しましたが、ツイッター投稿日を記載してほしい、とお声がありましたので、小さく書いておきました。
古いお話は2007年から2012年にかけて書いたものです。
旧サイトにアップした日にちが不明のものもあるので、わかっているものも書きませんでした。
そのまま手を加えずに画像にしたものは「再録」、手を加えたものは「リメイク」と書いてあります。
最初の方に投稿したものは再録とリメイクだらけです。
SS部屋にあったものをブログに格納する作業と並行していたので新しく書けなかったんですよねー。
復活直後の日記も遡ってみたんですけど、ツイッターをやっていなかったら拍手でやりとりしていたんですよね。
今より多い?……と言うか、それしか手段がなかったので。まぁ、今も昔も変わらず、サイトはまったりゆるゆる~っとやっていきますので。
ツイッターを見ると何もやっていないような気分になるのですが、そんなことはないですよねー♪
と自分で言ってみたり。
☆拍手ありがとうございました。
↓ メッセージのお返事です。
[4回]
選手寮の近くに錆びたブランコと滑り台しかない小さな公園がある。
彼は硬い蕾を見つめていた。
空はどんより灰色で、風も冷たい。
祈るような横顔に何か理由があるのだろうと思った。
明くる日も彼はそこにいた。
蕾はまだ硬い。
焦らすようにここ数日気温が低い。
雨、が降りそうだ。
ぽつり、と地面に染みができた。
気づいていてそうしているのか、彼の視線は蕾から離れなかった。
「濡れるぞ」
「え」と振り向いた頬に雨粒が一つ落ちる。
「泣いているみたいだ」
「俺が、ですか?」
クスリ、と彼が笑った。
「桜、なかなか咲かないな」
願い事でもしているんだろうか。
「必ず咲きますよ」と彼は言った。
それから五日後に桜は咲いた。
彼は携帯をかざし、満開の桜を写し取っていた。
「桜、咲いたな」
「届けようと思って……」
「誰に?」
「幼馴染に」
サーと風が吹く。
同時に彼の手の中で携帯が鳴った。
若島津が誰に届けたのかはわからないが、確かに桜は届いたみたいだ。
携帯を耳に当てる頬を花びらが撫でていく。
若島津所属クラブの先輩視点です。
(2019.4.3 Twitter投稿)リメイク
[3回]
冷蔵庫から食材を出して無造作に肘でドアを閉じる彼がいいと思う。
目が合うと「チャーハン」とか「パスタ」とか短く言う彼はいい。
「なーに、殿様みてぇにどん座ってんだよ」
そう言いながらクイと袖を捲る。
俺は蛇口から流れる水の音だとか、フライパンの上で油が跳ねる音を聞きながら部屋に漂う匂いを吸い込んでは味を想像する。
「サラダも食うか?」
「あると嬉しいな」
「なら、手伝え」
今日は「いやだ」と言ってみようか。
「コラ」と口には出さずにおたまを小さく振り上げる彼が好きだから。
小さければ小さいほどみつけた喜びは大きくて、「チャーハンの歌を歌ってよ」と俺は言った。
「ねぇよ。そんなもん」
彼の腰骨がゴンとぶつかってよろけるのが俺は好きだ。
(2019.4.3 Twitter投稿)リメイク
[2回]
まったりテレビをみていたら、空手家がバットを十二本蹴りで折った。
隣でむぐむぐ蜜柑を食うあいつに聞いてみた。
「なあ」
「なに?」
「おまえもできる?」
「俺はこんなバカな事はしませんよ。だけど……」
「だけど?」
「あんたのバットならいつでも折れますよ……」
「因みにあんたのボールも……」
ぐしゃあああああっ!
「あ、蜜柑、潰れちゃったぁ」
(2019.4.3 Twitter投稿)再録
[0回]
なきゃなくてもいいんですけど、サイトマップを作りました。
今、長編(当社比)気分なので、ツイに上げられるものが全然書けていません。
もう、ツイいらないんじゃ???
サイト弄りは楽しいです(笑)
名刺SSテキスト版のリストも作りました。「ご案内」ページにも記事リンクありますけど、
こんな感じ
[0回]
アルバムを更新しました。
まめこじけんは最新のものまで格納したらちょうど300枚になりました!
おやすみポエムや54文字は「タグあそび」アルバムに入れてあります。
もう、どれをどうすればいいの? これいらなくない?……なものまで入れてあります。
これを格納するくらいならフォルダの中にある下げっ放しのSSを、という気持ちもありますが、とりあえずアルバムも倉庫みたいなものなので。
表示が遅いのが気になりますが、テキスト版もぼちぼち更新しますので。
……て、テキスト版は10/300です。
いつ終わるんだ?状態ですが、ふらりとここに来た時についでに眺めて頂けると嬉しいです♡
[1回]
夏の大会が終わってしばらくの間、病院通いをした。
湿布や包帯の交換は、彼がしてくれた。
痛くないか? きつくはないか?
何度も聞いて丁寧に包帯を巻いてくれる。
「大丈夫。だいたいそんなかんじ」
「だいたい、じゃ困る」
彼の溜息に
「ちゃんと言え」
指先の柔らかさに
「日向さん、ありがと」
声が震えた。
お題:だいたいそんな感じ(2019.4.2Twitter投稿)
[2回]
「ハクシュン」
び、びっくりしたぁ。
「わりぃ。起こしちまったか?」
日向さんがグシッと鼻を啜った。
「寒いの?」
「いや、別にそういうわけじゃ……」
部屋の中はぐっちゃぐちゃ。
シーツもぐっちゃぐちゃ。
どうやら掛布団は俺が占領したらしい。
「平気か?」
「うん」
日向さんはまたグシッと鼻を啜り、「もうちょい寝てろ」と言った。
怠そうに立ち上がりかけた腰に手を回した。
「つかまえた」
「なんだよ。甘えてんのか?」
「かもね。少し温まったら?」
「そうだなぁ」
言いながら布団を整えてくれる。
甘やかされてるよなぁ、俺。
だって、自分のくしゃみで目を覚ましたことなんかないし。
(2019.4.1 Twitter投稿)リメイク
[1回]
いつもは耳で拾うものを目がとらえる。
「寒いな」
白い息に手をのばしかけた冬の朝。
(2019.3.31 Twitter投稿)再録
[2回]
「はい、どーぞ。アタリメだけじゃ嫌でしょ?」
「ワンカップかよ……」
「おやっさん、冷やでいいですかい?」
「いいっすよ」
「うーん」
「なんだよ」
「いいなぁ」
「なにが?」
「その年でワンカップが似合うなんて」
「おまえ、喧嘩売ってんのか? チッ。これじゃ足りねぇっつーの。一升瓶ごと持ってこいよ」
「はいはい。とっておきの吟醸酒じゃ。呑め、コジロー」
「なんだよ、それ」
「吉良監督の真似。へへ」
「おまえは何をやっても可愛いなぁ」
「日向さんもやって」
「おまえは牙の抜けた虎じゃ」
「似てない。……てか、よく自分でそんなこと言えるね。悲しくならないの?」
「少し悲しくなった。慰めてくれ」
(2019.3.30 Twitter投稿)リメイク
[3回]