C翼二次創作/小次健love!  

サイト開設五周年

おかげさまでサイトを開設してから今日で5年になります。
年々更新率の低くなっているサイトですが、温かく見守って下さいましてありがとうございます。

五周年にこんなものしか書けなかった私を許してください。
連載がんばりまーす。風邪をひかないように気をつけなくちゃ。
出来れば、クリスマスに別物も一本いきたいなぁ~。

★拍手ありがとうございました。日々のエネルゲンです。
ブログは11までUPしてます。続きは夜にでも。
ここ数日肌色が多いですけど、内心ビクビクです。
あの二人には肌色を抑えた方がいいとお思いの方もいるような気がして・・・。
先は長いので温い目で見守って頂けると助かります。大丈夫ですか?キャラ変わってません?


↓ 5周年ありがとう落書き(反町視点)
たぶん、日向さんは言い過ぎたのだと思う。
この五年の間に何度聞いたことか。
尤も、ここ一年くらいはこの男の口から聞く事は殆どなかったのだけど。
『そこらの女より若島津の方が可愛いだろ』
『あいつが女だったら迷わねえな』
『誰が一番好きかって?若島津だな』
『若島津でなら抜けそうな気がする』
どれも考えなしに言ったんだろうし、それを聞いたあいつもそう思っていただろう。
気付いた時には言えなくなってたんだろうな。

「日向くんも反町くんも、サボってないで掃除してよっ!」
クラス委員の石塚が箒を持って俺と日向さんの前に立ちはだかった。
「ちょっと休んでただけだよ」
反町一樹最高レベルの爽やか笑顔で言ったのに、石塚ときたら・・・。
「休むなら掃除が終わってから」

「わーったよ」
ブンブンと左右に日向さんが箒を振る。
誰かが集めたであろうゴミが散らばった。
「もうっ」
言いながら石塚がしゃがむ。
遮っていたものが無くなった俺の視界の中に机を拭く若島津が飛び込んできた。

「石塚の1000倍可愛い」
「は?」
「そんじょそこらの女より若島津の方が可愛いって言ってんの。顔だけじゃなくて、あんな風にツンケンしないし、日向さんもそう思うだろ?」
「まあ・・・」

まあじゃないよ。あんだけ可愛い可愛い言っといて。

「真面目にしてって言ったでしょー!」

たぶん、そこに入り込んだ石塚の声に俺の中で何かがはじけたのだ。
しかも妙な具合に。

「俺、若島津で抜けそう。あいつが女だったら迷わないかも」
「は?」
「女じゃなくても好きなら迷わない。いつ言うかは迷っても言うのは迷わない」

なんとか言えよ、バカ日向。

「お前、彼女いるだろうが」
「いるよ。そこに。超ド級のツンデレの彼女が」
「石塚はツンデレなのか?」
「石塚のことはどーでもいいんだよっ。校門を出たら豹変するから。俺が『真由』って呼んだ途端に若島津より可愛くなるから」

「へ?」と目を丸くした日向さんの顔にわけもなくムカついた。

「純粋に聞くけど、日向さんは男として若島津をどう思ってんの?」
「どうって・・・すごいやつだと思う」
「俺もだ」
「それと、ずっと一緒にいたい」
「俺もあいつと同じ学校で良かったと思ってる。だけど、それだけだ」
「・・・・・・」

ああー、じれったい。
腹が立つ!

「言っとくけど、俺は人の恋路に首を突っ込む趣味はないから。責任とれないし。・・・でも、決着つけて来いよ!このドヘタレが!!!いつまでもここにいられるわけじゃないんだ。あんたの為に言ってんじゃないからね。あいつの為でもないからね。見たくねえんだよ。気持ち悪いの。あんたのそんな顔は見たくねえ!」
「反町?・・・・おまえ、ひょっとしてツ・・・」
「真面目に聞けよ!」

その日見た光景を俺は一生忘れないだろう。
灯りの一つもない部室の裏で、浮かんだ月の下、日向さんは言ったのだ。

「友達としてじゃなく俺の事を好きになってくれ。お前を抱きしめたい。お前にキスをしたい。お前に触りたい」

そこまで言う必要があるのかと思ったけれど、そこまで言って選ばせた日向さんは少し格好良かった。
それにキスで答えた若島津も。

まあ、俺はあいつらがどうなろうと関係ないけど、仲良くやってくれれば問題・・・・・・・いーかげんにしろよ!
場所をわきまえろ!校門出てからにしろ。石塚を見習えよ!ギャップがたまらんから。めっちゃ萌えるから・・・あわわわわわ。

「日向さん、風呂から上がったら何したい?」
「何って・・・キスしたい」
「いいよ。して」
「それから・・・」
「なに?」
「触りたい」
「いいよ」
「触って・・・抱きたい」
「・・・うん」
「今日は三回」

いちいち言わんでもいいっ!


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下らん事ばかり呟きすぎてお話を書けなくなった日々を反省しながら書きました。

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