C翼二次創作/小次健love!  

今更去年の話

実は ↓ にある文は年末に書いたものなのです。
「言いたい」と言う気持ちと「若誕なのに空気読め」という気持ちが綱引き状態だったのですが、オンリーの時に一部の方に余計な事を言ってしまったかなぁ~と思ったりもしましたし、出来上がったものをお心のままに読んで頂きたいという気持ちの方が強く公開しませんでした。
でも、やっぱり言いたいなぁ~。嬉しいこと、励みになることいっぱいあったし。

そんなこんなで、今更、年末挨拶・こってりバージョン。
↓  「2011年を振り返って」 (311以降連載を終えるまでのことを書いてます。12/29記) 

普通の会話の中に未だあの時の事はあり、ゆらゆら気持ちの揺れることの多い一年でした。
皆さんそうだと思いますし、ここにダラダラ書こうとしている私って・・・という気持ちもあるのですが、住んでる場所的にそれは現実の事として私の中に入り込んできました。
普段の生活に戻るまでの時間は長くはありませんでした。
「がんばろう」・・・ただそれだけでした。
生活が落ち着くと、それは身近な人の口から耳に入ってくるようになりました。
私の住んでいる場所は被害が少なく、みんな普通の生活をしています。
「それがかえって辛い」という言葉を聞いたのも桜の花が散ってからでした。
いろんな事を考えました。涙も沢山流しました。不安になる事も多いです。
それを書けなかった理由にするわけではありませんが、書いては捨て、書いては捨ての繰り返しでした。
正直、閉鎖も考えました。でも、諦めきれませんでした。

三月の地震の後、沢山の方にご心配頂きました。
情報を提供して下さった方、「足りないものはありませんか?」とお声をかけて下さった方、沢山の温かいお言葉を頂戴し、どれほど励みになったかしれません。
地震発生から数か月が経った頃、こんなお言葉も頂戴しました。東日本にお住まいの方からのメッセージでした。
『変わらない現実を生きていく力になります』
涙が出ました。いい意味で変わらないこともあれば、そうではない「変わらない」もあります。
私なんかの書いたもので元気になって下さる方がいらっしゃるなんて、そう思いました。
更新したいと思いました。だけど、なかなか形にならないんです。
「もう駄目だ~」と思う度にメールや拍手メッセージを読み返しました。少しずつ増えるカウンタを眺めたりもしました。
みっともないと思いつつ、ジメジメしがみついてきました。
結局、秋が終わるまで一つも形にすることが出来なかったのですが、今、諦めの悪い自分でよかったと思っています。
首の皮一枚繋がった。・・・・そんな気分。(笑)

オンリーに発行したみちのく本の巻末にこんな事を書きました。
「・・・・・・変わらないもの、変わるもの、なくなってしまったもの、今もそこにあるもの・・・・・」
今年一番考えたことかもしれません。
時の流れと共に変わることはあっても、そこに人がいる限り変わらない想いはある。
これまでもそう思いながら書いて来たのですが、今年はちょっぴりその想いが強かったかもしれません。
3月以降に書いたのは『caffe doppio』、『王子と平民』、落書きを少々・・・これだけですが、どのお話もいつもより時間がかかってしまいました。
・・・とここまで書いて、
時間がかかったのは、「単にサボリ過ぎたから?書き方を忘れてただけ?」という気がしてきました。←なんなんだよっ。

とにもかくにも、
筆が遅いわ、書きムラはあるわ、ほんとうに拙いお話しか書けない私なのですが、
これからも「日向は若島津を、若島津は日向を変わらず愛し続けていくのね~」と思って頂けるようなお話を目指し、ガチコジケン道を突き進んでいこうと思ってますv ←読むのは広いけど書くのは狭い。

今年一年、本当にお世話になりました。
たくさんの喜びと勇気をありがとうございました。

真実の恋、最後の恋 ―― KOJIKEN FOREVER!


2011年12月29日 

※オンリーで発行した本の売り上げを東日本大震災で被災された方への義捐金に使わせて頂きました事をここにご報告致します。

拍手[1回]