年の差あってもお約束
今朝ぶん投げたありがち過ぎてボツにしたやつで遊んでみた。あまりにお約束過ぎるので年の差で。
年の差あってもお約束ヽ(;▽;)ノ
お約束だけど、全然違う話になってしまいました。若を年下にすれば良かったかな。
年の差あってもお約束ヽ(;▽;)ノ
お約束だけど、全然違う話になってしまいました。若を年下にすれば良かったかな。
若島津は日向のかーちゃんの末の弟。つまり小次郎の叔父さんです。
忘れた頃に生まれた美しい弟を小次郎母はすごく可愛いがってるんですけど、県外にいるとか小次郎は話には聞くけど会ったことはない。
初めて会ったのはとーちゃんのお葬式。言葉を交わしたわけじゃないけど、健さんは帰り際に小次郎の頭を撫でて、線香の匂いと健さんの手の感触だけがその後も残っている。
この時健兄さん(叔父さんにするのは若すぎる)は高校生。17くらい。小次郎母は35くらい。小次郎母は兄弟姉妹の一番上のお姉ちゃんです。
この人が…くらいにしか思わなかったし、それすら思ったのかはっきりしない小次郎。とーちゃんの葬式だから仕方がありません。
二回目に会ったのは小次郎が高校生の頃。健兄さんは25くらいにしておこう。←いい加減
またまた親戚のお葬式で最初の時と同じように頭を撫でられました。
忘れているわけじゃないけど考えないようにしていても、線香の匂いは悲しい思い出と繋がっていて、お葬式の途中で外に出る小次郎。
外に出ると細い月が雲の隙間から見え隠れしています。ぼんやり眺めて少し視線を下ろすと健兄さんがいました。
気配に気づいて振り返った健兄さん。ドキっとするくらい綺麗で、こんな時に…なんて呆れた溜息をつき、ザッと地面を蹴ったりする小次郎。
「長いよね」
いきなり話しかけられ何のことを言われているかわかりません。
「何が?」ときくと「葬式」と健兄さんは小さく笑いました。
「小次郎…だよね?…あ、呼び捨てはまずいか。ごめん」
「別に」
ぷいと横を見て、元の位置に顔を戻すと健兄さんはすぐ近くにいました。
「足音くらいたてろよ」
それには答えずにまたクスッと笑う健兄さん。
「大きくなったなぁ。俺のこと覚えてる?」
「かーちゃんの弟だろ。初めて会ったけどわかる」
「あたり。…だけどはずれ」
「なんだよ、それ」
「はじめてじゃないよ」
お父さんの…と言いかけて言葉を飲み込む健兄さん。悲しい思い出にはそっと蓋をする。
春の終わりの風がさわさわ吹いてます。
地面に着きそうなくらい伸びた柳もサラリ、サラリ。
ふわんと小次郎の頭に手を乗せる健兄さん。
なんの前触れもなく、意味すらなく、小次郎にキスしてしまいます。←隙間だらけの妄想
びっくりする小次郎。
「な、なんで」
「なんでかな?なんとなくかな」
実は健兄さん、過去に色々あったとかさ、ここらへんは考えてません。←広がる隙間
「サッカー、やってるんだよね」
「そうだけど?」
「いいプレイするよね。格好いい…て、イヤかな。こんな風に言われたら」
「別に」
説明の出来ない感情はそのままに。
なんなんだろうなぁ、健兄さん。この人の過去が気になる。←ちゃんと考えろ
「別に」と言った小次郎の顎を掴みもう一度。
さっきよりちょっと長い。
小次郎、ドンと健兄さんの胸を押す。
明らかに動揺している。怒ってるかもしれない…というか怒るよな。
「なんとなくだからさ、初めてじゃないだろ?」
「なんとなくでするな!」
ザーッと風が吹く。
「いってぇ…」
駆けていく背中を見ながら頬をさする健兄さんなのでした。
さあ、こっから先が大変です。
その前に隙間をどうするか。すみません。何も考えてません。
音や匂い、色しか浮かばない。。。
戯れのようなキスをされ、それがずーっと残ってしまう小次郎。
次に再会した時には小次郎もいい大人になっていて、
「責任とれよ」
などと言えばいいと思います。
お、お約束過ぎる。。。
忘れた頃に生まれた美しい弟を小次郎母はすごく可愛いがってるんですけど、県外にいるとか小次郎は話には聞くけど会ったことはない。
初めて会ったのはとーちゃんのお葬式。言葉を交わしたわけじゃないけど、健さんは帰り際に小次郎の頭を撫でて、線香の匂いと健さんの手の感触だけがその後も残っている。
この時健兄さん(叔父さんにするのは若すぎる)は高校生。17くらい。小次郎母は35くらい。小次郎母は兄弟姉妹の一番上のお姉ちゃんです。
この人が…くらいにしか思わなかったし、それすら思ったのかはっきりしない小次郎。とーちゃんの葬式だから仕方がありません。
二回目に会ったのは小次郎が高校生の頃。健兄さんは25くらいにしておこう。←いい加減
またまた親戚のお葬式で最初の時と同じように頭を撫でられました。
忘れているわけじゃないけど考えないようにしていても、線香の匂いは悲しい思い出と繋がっていて、お葬式の途中で外に出る小次郎。
外に出ると細い月が雲の隙間から見え隠れしています。ぼんやり眺めて少し視線を下ろすと健兄さんがいました。
気配に気づいて振り返った健兄さん。ドキっとするくらい綺麗で、こんな時に…なんて呆れた溜息をつき、ザッと地面を蹴ったりする小次郎。
「長いよね」
いきなり話しかけられ何のことを言われているかわかりません。
「何が?」ときくと「葬式」と健兄さんは小さく笑いました。
「小次郎…だよね?…あ、呼び捨てはまずいか。ごめん」
「別に」
ぷいと横を見て、元の位置に顔を戻すと健兄さんはすぐ近くにいました。
「足音くらいたてろよ」
それには答えずにまたクスッと笑う健兄さん。
「大きくなったなぁ。俺のこと覚えてる?」
「かーちゃんの弟だろ。初めて会ったけどわかる」
「あたり。…だけどはずれ」
「なんだよ、それ」
「はじめてじゃないよ」
お父さんの…と言いかけて言葉を飲み込む健兄さん。悲しい思い出にはそっと蓋をする。
春の終わりの風がさわさわ吹いてます。
地面に着きそうなくらい伸びた柳もサラリ、サラリ。
ふわんと小次郎の頭に手を乗せる健兄さん。
なんの前触れもなく、意味すらなく、小次郎にキスしてしまいます。←隙間だらけの妄想
びっくりする小次郎。
「な、なんで」
「なんでかな?なんとなくかな」
実は健兄さん、過去に色々あったとかさ、ここらへんは考えてません。←広がる隙間
「サッカー、やってるんだよね」
「そうだけど?」
「いいプレイするよね。格好いい…て、イヤかな。こんな風に言われたら」
「別に」
説明の出来ない感情はそのままに。
なんなんだろうなぁ、健兄さん。この人の過去が気になる。←ちゃんと考えろ
「別に」と言った小次郎の顎を掴みもう一度。
さっきよりちょっと長い。
小次郎、ドンと健兄さんの胸を押す。
明らかに動揺している。怒ってるかもしれない…というか怒るよな。
「なんとなくだからさ、初めてじゃないだろ?」
「なんとなくでするな!」
ザーッと風が吹く。
「いってぇ…」
駆けていく背中を見ながら頬をさする健兄さんなのでした。
さあ、こっから先が大変です。
その前に隙間をどうするか。すみません。何も考えてません。
音や匂い、色しか浮かばない。。。
戯れのようなキスをされ、それがずーっと残ってしまう小次郎。
次に再会した時には小次郎もいい大人になっていて、
「責任とれよ」
などと言えばいいと思います。
お、お約束過ぎる。。。