C翼二次創作/小次健love!  

ピロートーク 

俺よりでけぇし、俺より力はあるし、ガチでやり合えば負けるのは俺の方だ。しかも秒で病院送り。
けどな、

「なぁ」
「なんですか?」
「ムカついて殴りたくなることとかねーの?」
「誰を?」
「俺」

あいつは「ああ」と言ってしっとりと濡れて額に張りついた髪を掻き上げた。

「うーん。あるような、ないような……。なんでそんなことを聞くんです?」
「なんとなく。……いつも好きにさせて貰ってるし、俺、堪え性がねぇからさ、優しくしてやれない時もあるだろ? 自覚ある」
「確かに……。でも」
「でも?」

たまんねぇよなぁ。「まだ終わりたくない」なんて言われたらさ。
俺より強いくせに、俺にしがみついて鳴くんだぜ。
「好き」の代わりに何度も俺の名前を呼ぶんだぜ。
甘く掠れた声で何度も、何度も。「日向さん」てさ。





超ーーー久しぶりに文字を書きました。
書いてないとホントに書けなくなるんですね。
なんじゃこりゃ小次健




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