フランスアニメ
ずっと楽しみにしていたミッシェル•オスロの新作アニメを観てきました。
どのシーン、どの瞬間も切り取って飾りたいくらい色鮮やかで美しいアニメでした。
伝わるかわかりませんが、青がすごく綺麗な青、赤がすごく綺麗な赤。とにかく一つ一つの色が綺麗です。
そして、例えば赤と青が並んでいる場面での明度や彩度のバランスがいい!と思いました。
どちらかが強すぎるわけではないんです。
全体的に鮮やかなのに美しくまとまっている。……と思いました。
モーションもユーモラスです。
オムニバスなので3つお話があります。
個人的に二つ目のお話が好き。影絵のようにシルエットだけで見せてくれるんですけど、それがまたいいんですよ。
一つ目のお話はエジプトのお話で、3つ目はモロッコのお話。スパイスの香りがしてきそうでこれもよかった。
オムニバスなのでどれも短いのですが、この短さがイイ!
絵本や紙芝居、ペープサートを観ているようでした。
残念なのは私が住んでいる地域では吹き替え版の上映がないんです。
でも、フランス語が耳に心地良かったし、逆じゃなくて良かったのかもしれません。
前にもTwitterに「フランスアニメを見てきた」と呟いたのですがタイムラインには流れてきませんでした。いいのになぁ〜。
フランスアニメといえば、『プチニコラ』を見逃してしまったのが悔やまれます。
吹き替え版は賢雄さんだったんですよ。ううううー、観たかった。