もしも日向と若がふらのに遊びに行ったら
もしも日向と若と淳様がふらのに遊びに行ったら。 (2020年1月14日 ふせったー投稿)
↓ 過去日記抜粋+ちょこっと書き足し
注:小次健以外は基本ノーマル設定なのですが、しれっと松淳風味です。
ではでは、無駄に長い前振りから
「若島津、おまえ、なにをしてるんだ?」
「見たらわかるでしょ。ボール磨いてるんですよ」
「ボールって…、ボウリングの球じゃねーか。つか、買ったのか?ついに買っちまったのかよ、マイボール」
「そうですけど、それがなにか?……あ、シューズも買ったんですよ。見て見て、カッコイいでしょ」
「…………」
「なに?」
「そういや、マイラケットなんてのもあったよな。卓球の」
「ああ、卓球」
「バットも持ってるよな。なんかしんねえけどキャッチャーミットもあるよな」
「ありますね」
「それと、数えるくらいしか使ってねえスケボ」
「スケボは近くにやるところがなくて……」
なんとなく、若って借りるのが嫌いなイメージがあるんですよねー。
例えば、
松山に北海道に「スキ―をしに来いよ」と言われたとする。
「若島津、おまえ、いい板を持っているね」
なんて松山に言われそうです。
「三杉もすげえな。それ、めちゃめちゃ高いじゃん」
「そうなのかい?」
でね、でね、
ちょこっと滑って
「つまらない」と淳さま。
「もっと人のいないところで練習したい」と若。
「こんな寒いところは嫌だ」と淳さま。
「ココアが飲みたい」と若。
「日向、おまえ、若島津を甘やかしすぎだろ」
「おめえが三杉を甘やかしすぎなんだ」
窓の外、しんしんと降る雪を見ながら若と淳さまがココアを飲んでたらいーなー。
「松山って優しいよな」←若
「バカみたいにね」
「もしかして……三杉、惚気てる?」
「そう見えるかい?」
「見える」
「日向はおまえに甘すぎ」
「そんなことはないと思うけど……」
「あるよ」
なーんて、美しい二人がマグをふうふう。
それをチラチラ見ている日向と松山。
夜になって
美しい二人は暖炉の近くでチェス♟かなんかをし、少し離れた場所で日向さんは「どーだ、俺の恋人は綺麗だろう」などと自慢毛伸ばしてホットワインでも飲んでいればいいと思います。
「三杉、やべえ。超キレイ」←まつ
「は?若島津の方が美人だし」
「三杉だし」
「若島津だし」
「困った人達だね」←淳様
「全くだ」
「ところで、若島津。キミはあまりチェスは得意じゃないんだね?」
「え?」
「悪いね。また僕の勝ちだ」
この最後の台詞!
こういうことを言った後の淳様がたまらんのですけど、私の頭の中にいる淳様だからお見せ出来なくて残念