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↓ これから読まれる予定のある方は、「more・・・」を押さない方がいいと思いますよ。
(お昼すぎにちょっと書き足しました。)
あの頃の日向さんを返せーっ!
最悪を予感させる幕開けです。
葵と頻繁に電話のやりとりをする日向さんも「なんだかなぁ」ですが、「筆まめ」ならぬ「メルまめ」になったかどうかはわかりませんが、パソを使いこなす日向さんも、私的に「なんかさぁ~」なのですが、私が漫画家だったら記憶から消したくなるであろう「鎖ジャラジャラ」をまた描いたY氏のセンスも疑いたくなりますが、(どうしてほしいの?「日向すげえ!」と思えばいいの?笑ってほしいの?・・・笑えるかよっ!)黙ってサッカーだけやってろよっ!
マキで何コマ使うんだっ。
イタリアから伝言入れんな。馬鹿日向!
わかしまづー!今すぐイタリアに行ってやって!
日向さんに手刀をお見舞いしてやってよ。
「俺はあんまり連絡しない方がいいみたいですね」
「若島津?」
「だって、日向さんにはあのコがいるじゃないですか。俺もシンクロのAさんといい感じに盛り上がってきましたしね」
「シンクロのAって誰だよ?聞いてないぞ」
「あんたにいちいち報告しなきゃいけないんですか」
「なんだよ、その言い方は!」
「大声だすなよ。煩いな」
「おまえ・・・そ、その女が好きなのか?」
「あんたに関係ないだろ?なんでいちいち詮索するんだよ。あのコとよろしくやってりゃいいじゃないか」
「関係なくねえよ!関係なくなんかねえ!」
「離せよ」
「いやだ」
「離せって言ってんだよ」
「嫌だっ!」
「痛い」
「・・・ごめん」
「日向さん、おかしいよ。俺、あんたがわかんない・・・」
私も日向さんがわかりません。
萎える。
+++++++++++++++++++
(逃避型人間かもしれない私は、続きを考えました。だけど、今のところこれが限界。。。 )
「あいつは妹みたいなもんだ。ただそれだけだ」
「だけど、向こうはそうは思ってないだろ?」
「ハハ。まさか。だって、『兄ちゃんがほしかった』って言ったんだぜ」
「あんた、本気にしてんの?」
「・・・・?」
「鈍いにもほどがある」
「なんでそんなにつっかかるんだよ」
「つっかかってなんかないっ。お互い子供じゃないんだ。だいたいプライベートを知りすぎなんだよ」
「知りたいって思っちゃいけないか?」
「だから、それがおかしいって言ってんの!」
「それでも、気になるんだよ。お前の事が気になってしょうがない」
「・・・・・・」
「若島津」
「・・・・・・」
「若島津っ」
「なんで?そんなに気にするんだよ」
「お前が好きだからだっ!」
こんな感じでチューをする。
その後、シンクロの女は若の嘘だった事が判り、二人はくっつくのよ~。
一方、言われなきゃ判らないタイプのマキにはっきり言うことにする日向さん。
「妹みたいなもんだ」とかなんとか。
「いやっ」
しつこく食い下がるマキ。
「ごめん」
日向人形を返す日向
マキ、ガガーン。
捨てるならまだしも返されるとは。
日向さん、ひどい男ね。
だけど、これくらいしないと諦めない気がする。
「嘘つきっ」
「嘘つき?」
「だって、そうじゃない!」
「俺は嘘をついた事はない。本当にお前のことは」
「もういいっ!」
走り去るマキ。
物陰から一部始終をみていた若島津。ここは一体どこなのかしら?日出る国のジョカトーレ、サッカーは?
日向に近づく若島津。
夕暮れ時がいいな。
長い影が近づいていくのよね。
振り返る日向。
「結構、しんどいもんだな」(ばつが悪そうにボリボリと頭を掻く)
「そうやって・・・」
「なんだよ」
「ふった相手に情けをかけんなよ」
「そっか・・・」
「そうだよ」
サワサワサワサワ風が吹いています。
「正直、好きになれるかも、なんて思ってた」
「・・・・・・」
「お前を忘れられるかもしれないっ、てな」
「・・・・・・」
「言えなかった。お前を失うのが怖かった」
「・・・例えば」
「・・・・?」
「例えばさ、俺があんたの気持ちに応えられなかったとしても、あんたが特別なのは変わらない」
「若島津?」
「言ったろ?あんたは永遠のキャプテンだって」
そして、二つの影は一つに重なるのであった。(チャンチャン)