C翼二次創作/小次健love!  

よいお年を

復活から約一年が経ちました。
書けるかどうかも分からない。書いたとしても需要があるか分からない。ビクビクしながらUPして、その後昔のようには書けないことに落ち込んだり。
色んなことを考えながら過ごしてきましたが、

やっぱり小次健が好きだーーー!!!
不埒な妄想を吐き出さずに溜め込むなんて私には無理。

てな感じで、なんとか年末までもちました。(笑)

「サイトを残してほしい」と言って下さった方、Twitterをフォローして下さった方、そして今ここをご覧になって下さっている方、
ありがとうございました。
拙作をお読みくださいました皆様に心から感謝いたします。

拙いお話ばかりでお恥ずかしい限りですが、来年も私なりに小次健への想いを形にしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって新しい年が幸多い一年となりますように。

令和元年12月29日
MAPLE 拝



明日から北海道旅行からの帰省のためしばらくスマホしか触れなくなります。
お返事など遅くなるとは思いますが、どうぞお気軽にお声をかけてやって下さいませ♪


ぶろぐのアルバムに格納するために画像にしてある昔の年越し挨拶がありますし、Twitterの方に顔を出しているかもしれません。(Twitterの方が投稿が楽なもので……)
投稿したらここでお知らせしますね。

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もういっこ

Twitterにタイトルすらない若誕SSあります。
間に合わないかと思ったけどなんとか……。
格納するかもしれないのでその時に加筆修正します。
ちゃんと読み返してから投稿すればいいんでしょうけど、29日のうちに。

時間がないからふせったーを使いました。

若誕SSは

Bicerin (SS blog)
美しい人 (SS名刺メーカー学校
タイトルすらない中学生の話 (ふせったー)

の三つです。

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Happy Birthday KEN☆

若、お誕生日おめでとう

SSblogに『Bicerin』というお話をUPしました。
アイキャッチに使用している写真は先日名古屋で撮りました。
秋にプラネタリウムを観に東京に行った時に寄ることが出来なかったのですが、名古屋にもお店がありました。
コレをお話に使いたいと思っていても確かめずに書くのは躊躇われて、長いこと心のアイテム帳に書いただけになっていたのですが、やっと使うことが出来ました。嬉しー
取り立てて変わりばえもしないお話ですが、飲んだことがある方にもそうじゃない方にも何故これを使いたかったかがなんとなぁく伝わるといいな♪と思います。

Twitterにも小さな小さなお話を投稿しています。こちらは小次健さん以外の方も大丈夫なものにしましたv

どちらも拙いお話ですが、もしもお心に叶うお話になっていましたらポチっと押して頂けると大変励みになります。

☆クリスマスまめコジケンやツイッターSSに拍手をありがとうございました♪








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更新のお知らせ

12月21日からイブまでツイッターに投稿していたクリスマスまめSSをblogにUPしました。
まめこじけんをアルバム2にUPしました。164~194まで30枚。
改善されるかわかりませんが、SSブログが重いのでアルバムをサイドバーから外しました。
お手数ですが、インデックスかカテゴリからジャンプしてください。
若誕前にぷちこじけんも格納したかったのですが、無理でしたー。
ではまた~

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拍手ありがとうございました

クリスマスSSを読んで下さった皆さま、ありがとうございます。
昔のようには書けず「うーん」と思うことも多いですが、新作を上げるとそれなりに訪問して下さる方も増えますし、とにかく書いて恥ずかしがらずにアップしていこうと思っています。

昨日はお友達と光のページェントを見に行きました。
友達が行っている美容院がクリスマスの時期に3日間だけちょっとしたバーになるんです。
お料理はどうしているのか聞かないでしまいましたが、美容師さんがお料理やドリンクをサービスしてくれます。
クラシックギターの生演奏もありました。
常連さんが何組かいる静かなクリスマスパーティーで、ゆっくり出来るのがいいんですよね。
こういうシチュもありかなぁ〜と思いながらイルミネーションを眺めながら飲むお酒は美味しかったです♪

☆拍手ありがとうございました。
↓ メッセージのお返事です。

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Merry christmas

☆ Merry Christmas ☆

ブログにクリスマスのお話『Fir tree』をUPしました。
交際10年目、同居を始めて最初のクリスマスのお話です。
どこからか「らしいね」という声が聞こえてきそうな小さなお話ですが、お読み頂けましたら嬉しいです。


☆拍手ありがとうございました。
みなさま、よいクリスマスをお過ごしくださいね☆



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名古屋に行って来ました

土曜日から名古屋に行っていました。
土日は昭和小次健衆(Hさん、Cさん、Mさん)と。
今日は平成コジケンガールとお会いしました。

なかなか濃厚な三日間でした(笑)


まめ、追加しています。

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王子と平民の二人

【小次健】
「辛い。俺の嫁が可愛過ぎて辛い」
#この台詞から妄想するなら #shindanmaker
https://shindanmaker.com/681121

恋人、というか向こうはすっかり嫁気取りなのだが、健はバリバリの未成年だ。
家は金持ち。有名進学校に通う秀才。
だけど少しばかりアホの子である。
「健、これはなんだ?」
すき焼き鍋の中から黒っぽいグネグネしたものを俺は取り出した。
それが何かは直ぐに分かったが、訊かずにはいられなかった。
「春菊」
そうだ。これは春菊だ。全然緑色してねーけど。
「いつ鍋に入れた?」
「一番最初」
だろうな。この色。
「じゃあ、これは?」
「しらたき」
「やたら長いんだが」
「アク抜き不要って書いてあったからそのまま入れた」
切れよ。少しは。
不要なのはアク抜きだ。
切るのが面倒なら結びしらたきにしろ。
「この豆腐だけど」
「絹ごしにした。滑らかな方がいいかなぁと思って」
あのなぁ。すき焼きには焼き豆腐だろうが。
滑らか絹ごし豆腐を持ち上げようとしたら崩れてボトッと落ちた。
「すき焼きには焼き豆腐だ」
「えっ?そうだった?」
「食ったことがあるだろうが。松坂牛とか神戸牛とか最高ランクの肉が入ったすき焼きを」
「オージービーフにしたよ。節約しなくちゃ」
しまった。焼き豆腐……。ま、いーや。
炬燵の側には俺が買った一週間8000円レシピ本が置かれていた。
食い盛り育ち盛りの男二人暮らし。
ただの一度だって一週間の食費が八千円で収まった事など無いし、はっきり言って節約本ではない。ただの料理本だ。
だけど、この本は健にとって教科書みたいなものらしく、いつも手の届くところに置いてある。
そこにあるモヤシふんだん料理なんかの写真を見ながら裕福な家に生まれ育った王子みたいなヤツが俺のケチなプライドに付き合って「節約しなくちゃ」なんてことを言う。
時々、俺は思うのだ。
今は熱に浮かされているようだがこれでいいのかと。
こいつに無理をさせてやしないかと。
「無理して料理をしなくていいんだぞ。レシピ本を見るのも面倒なんだろ?」
俺が言うと、健は鍋の中の絹ごし豆腐と格闘しながら「んー」と唸った。
「違うよ。なんて言ったらいいのかな。写真を見るだけで出来ると思ってしまう。テストと同じと言うか見るだけで答えが分かる」
「そうなのか?すげえな、おまえ」
そうなのだ。
こいつはT大進学率がめちゃくちゃ高い高校で上位10番には入る頭脳を持っている秀才くんなのだ。
「日向さん、はい、お肉。松坂牛だと思って食べて」
ちょっとアホっぽいところもあるが。
「言わなくていい。悲しくなるだろーが」
「あ、ビールもどうぞ」
しかも話の向きをあちこち変えるヤツだが。
「どうもな……あ、おい、飲むなよ。未成年」
「少しだけ。みんな飲んでるみたいだし」
だよな。
俺だってこんくらいの頃はダチとばか騒ぎしたもんだ。
貧乏だったからバイトばかりしてたけど、バイト先の先輩に飯を奢って貰ったりもしたし、ゲーセン行ったりボウリングしたり、カラオケにも行っていた。
「おまえ、たまには友達とカラオケしたり、ゲーセン行ったりもしろよ。少しは高校生らしい遊びも」
たぶんこの一言が悪かったんだと思う。
「なんで?」と言って健は眉間にシワを寄せた。
そのあとガーーッとビールを一気に流し込んだ。
「日向さんの指図はうけませんっ」
「え?」
健はドンっとビールの缶を置き、俺をにらみつけた。
そのあと両手を床についてワニ歩きをするように俺の側にやってきた。
俺を見上げる顔は大して赤くはなかったが、なんとなーく目がやばかった。
「おれはひゅーがさんのさしずはうけませんっ」
もしかして……こいつ酔ってる?
一杯飲んだだけだぞ。
しかも飲んで五分も経ってねえぞ。
健はまた俺をギッと睨みつけたがその目は直ぐに力を失った。
ふにゃあと猫みたいに擦り寄って来て顔を近づけてきた。
「ひゅーがさんは、おれがきらいですか?」
なんでそうなるよ。つか、おまえエロいぞ。
「そんなことは言っ……」
「きらいですか?」
最後まで言わせろよ。
「おれはひゅーがさんがすきですー。ひゅーがさんがだいすきなんですー。どうしようもないくらい好きで好きで。ひゅーがさんはおれが嫌いですか?」
勘弁してくれよ。
これだからガキの相手は疲れるんだ。
俺は、嫌いだなんて一言も言ってねえじゃねえか。
言いにくいことを平気で言わせようとする。
想いを真っ直ぐぶつけてきて心を揺さぶる。
大人になって覚えた隠すと言うことを意味のないものにしようとする。
「わかってるよ、健」
「それだけじゃいやだー」
「好きだ」
「もっとー」
「健、俺はおまえが好きだ」
「もっと言ってー。『おまえが作ったすき焼きが食べたかった』って言ってください。『頑張ったな』って。『美味しい』って言わなくていいから」
すき焼きかよ……。
ほんと、しょーがねーヤツだなぁ。
いつになったらおまえのアホの子は治るんだ?
「健が作ったすき焼きが食べたかった。頑張ったな。これでいいか?」
健は「へへ」と笑って元の場所に戻り、鍋の中から黒い春菊を引っ張り出した。
「春菊を最初に入れちゃダメだったのか……」
「気にするな。春菊に変わりはない」
「日向さん、優しい」
「んなこたぁねーよ。残したら勿体ないだろ?」
何がそんなに嬉しいのか、それとも酒のせいなのか、健は黒春菊と俺を交互に見てフフと笑った。
「たくさん食べてくださいね。……それで、食べ終ったら……その……」
「わ、わかった。わかったから黙って食え」
俺の恋人は、頭が良くて、見た目も良くて。
俺のことを好き過ぎて訳わかんなくなっているようなところがあって、
健気で、一生懸命で、
ほんの少し触れただけで赤くなるヤツで
感じやすくて……
やべえ。可愛くてたまらないんだが。
END
…………………

王子と平民

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