「相手のことを一つずつ忘れていく薬10本飲んだら出られる部屋」に推し2人突っ込むというやつ。10本全て飲んだら相手のことを完全に忘れるんですって。
初っ端からズレズレですが、10日分の食糧がある家という設定で。すみません。
二人は同居中。いつものようにポストを開けるといつものようにDMやら水道の検針票に混じってチラシが入っていました。
「邪魔くせえなぁ」なんてテーブルに投げる日向さん。
若は「だよね」なんて言いながら乱暴に置かれたチラシを揃える。その中にコテージの案内が一枚。
「でもさ、ここ、いいと思わない?」なんて言ってヒラヒラさせる。
そこには地図と「予約はここへ」なんてURLが書いてある。
「行ってみるか?そんなに遠くなさそうだ」
ネットで予約。別に変わった感じはしない。
で、行くわけですよ。ナビにも載ってないし、道に迷ったりしながら。
「ここじゃない?」
チラシに載っているコテージの写真と見比べる若。こんな軽い感じで踏み入れてしまうのです。
湖のほとりなんかでもいいですね。
鍵は古いタイプの鍵。ちょっとしぶい。ギィと音がする。
若はカーテンを開けて、窓から見える風景にはしゃいでいます。
日向さんはキッチンを探索。そこで見つけるメモ。
「家にあるものは何でも使って下さい」なんて書いてある。
辺りを見渡すとたっぷり10日分はあるであろう食材。そして小さな瓶10本。
「なんだ?これ」
持ち上げるとガタンと閉めたはずのドアが音をたてる。
さっきのメモにあった字が消える。あぶり出しのように「これを飲まないとでられません」・・・こんな感じの文字が浮かび上がる。←ファンタジー
で、若がキッチンに入って来て、「なに?」と尋ねる。
咄嗟に隠す日向さん。頭の中で注意書きを反芻する。チラリと若に視線を移す。
で、自分が忘れられる方を選ぶわけです。「俺がこいつを愛しているから大丈夫だ」と自分に言い聞かせる。
だけど、
「なんか、やばいとこらしい」
「え?」
「閉じ込められたかも」
これくらいは言ってもいい。じゃないと不自然。
「とりあえず食うもんはあるみたいだ」
「それ、大丈夫なの?」
「たぶん…」
若が制止する間もなく野菜の端を齧ってみせる。
まあ、そんなこんなで始まるんですよ。
少しずつ忘れられていく自分を感じながら日向さんは、若にわからないように薬を飲ませるのです。
この液体、匂いは殆どありません。試しに一滴だけ舐めたら味もそんなにしない。
「これなら」
スープに混ぜたり、コーヒーに混ぜたり、若にばれないように飲ませる。
「〇月〇日。若島津が俺の名前を忘れた」
日記風に進むのもいいかな。
淡々と現実を受け入れるんですよ。せ、切ないね。
ある時は、話しかけてきた若がちょっと言葉に詰まる。自分の名前が出てこないことに気づく日向さん。
別の日には、日向さんがブラックしか飲まないのに砂糖入りのコーヒーを出す。
テレビを見ていたら、二人で一緒に行った場所の映像。「行ってみたいな」と若。
抱こうとすると「いつから?」なんて聞いてくる。
少しずつ忘れられていくことを感じる日向さん。
若は若で、自分の仲に違和感を感じながらも何故そう思うのかがわからない。
「なんか、変なんだ。頭の中がスカスカするっていうか・・・」
なんて漏らしながら頭を抱える。
二人の思い出を言ってきかせたいんだけど、ただ、若が好きな紅茶、二人でよく一緒に買った紅茶を淹れる日向さん。
「気のせいだろ?」
コトリ、とテーブルに置かれるカップ。
ゆっくりそこに口をつける若。「その紅茶はな」なんて言いたいんだけど、言葉を飲み込む。
「美味いか?」
「美味しいよ」
「美味いならそれでいいじゃないか。そのうち出られるだろ?」
「だけど…」
「大丈夫だ。たぶん明日には出られる」
「何を根拠に」
「俺のカンは当たるんだよ。もう一杯飲むか?」
とまあ、こんな感じで少しずつ忘れられていくんですよ。
最後に忘れるのは、何故日向さんと一緒にいるかということ。
そして、最後の一本が空になる。
ギィと扉が開く。
「ああ、その時がきたんだな」と思う日向さん。
「帰ろう」
「え?」
振り返る若の目に映るのは知らない男。
「あの、…あなたは?」
「はじめまして。日向小次郎です」
おしまい。
ダラダラ書くなら形にしろや~とセルフツッコミ。
ファンタジーですけど、細かく情景などを書いて、淡々と時間を追っていけば、まぁ読めるかなぁ~くらいのネタにはなるんじゃないかと思ったり。
[1回]
『日向さんに抱かれ隊』
「日向さんてさ、『アニキ』って感じするよな」
「するする。こないだなんかさ、上履きの踵踏んづけたら、あの声で『足痛めるからやめとけ』って言われたんだぜ。俺、悶え転げそうになったよ」
「俺、ボタンを掛け違えてたら直してもらった」
「見た見た。『ったく、しょーがねぇな』って、格好いいよなー」
「だよなー」「だよなー」「だよなー」
「俺、日向さんになら抱かれてもいいな」
「小池、いくらなんでもそれは……」
「俺も』
「松木おまえ…」
「俺も、かな」
「島野おまえもかっ?」
「反町はどうなのさ?」
「え、俺?……俺も…いいかな。……若島津、おまえは?」
「え?」
「聞いてなかったの?日向さんになら何されてもいいと思わない?」
「それは……」
「日向さんのこと、好きだろ?」
「好きだけど……」
「よし!わかった」
「日向さん、いつの間に」「い、いつの間に」「いつの間に」「あんた、いつから」
「おまえら、そんなに俺が好きなら面接してやる。背番号順に来い。若島津、おまえからだ」
「ひゅ、日向さん、何言ってんの?」
「いいから。そこに立て。背番号と名前を言え」
「…………」
「さっさとしろ!」
「えと……こ、こう?1番、若島津、」
「はい、合格ー!」
「ちょ、日向さん、どこ行くんだよ。俺らの面接は?」「俺は?」「俺は?」「俺らは?」
「悪りぃ。後でお祈りメールする」
えええええーっ!
「ちょっと待って。日向さんてば!」
「いいから!若島津、俺に着いて来いっ。一次試験は合格だっ」
「一次試験ー?」
「安心しろ。二次は実技だから」
「…………」「…………」「…………」「…………」
[1回]
『若島津さんて』
「あたたたた」
「大丈夫か?反町」
「痛いよ。日向さん」
「わりぃ」
練習中、日向さんと接触して反町さんが怪我をした。
「大会前じゃなくてよかったぜ。お前に怪我されたらいたいからな」
日向さんは反町さんに肩を貸して「ちょっと悪い、あとは頼む」と部室に行った。
怪我は大した事はなかったけれど、寮に戻ってからも気にしている。
日向さんは目つきは悪いし、口は悪いし、態度もでかい。
だけど、本当はすごく優しい人だ。
だけど、だけど・・・怪我したのは脚じゃないですかっ。
夕飯のトレーを運んでやるのは解るけど何だって箸まで持たせてやるんだろう。
そんな事を思いながら二人を代わる代わる眺めていた。
味噌汁の椀に口をつけた時、カターン!と隣で箸を置く音がした。
あちちちち。火傷するかと思った。
若島津さんは箸を置くと、乱暴に背もたれによりかかり、腕組みをしながらボソッと言った。
「反町、手は使えるだろ?」
反町さんの箸が止まる。
「え?まぁね」
「自分で持てよ」
「いいじゃん。日向さんに優しくしてもらえるなんて滅多にないんだから。ね、日向さん」
「別に優しくしてるわけじゃねーぞ」
反町さんは別段気にした風もなく再び箸を動かした。
ここだけやけに重苦しい雰囲気で、なんだか飯が入っていかない。
こういうのってよくある事なんだろうか?
俺は2つ下だし、とにかく部活で精一杯で、先輩達のやりとりを気をつけて見た事が殆どなかった。
「ごちそうさま」
反町さんが片足を引き摺りながら立ち上がった。
「反町、トレーは置いておけ。俺が持っていってやる」
そう言った日向さんを、やっぱり優しい人なんだなぁ~などと暢気に思って見ていると、またまた若島津さんの箸が音をたてた。
「反町、自分で持ってけよ」
え?若島津さんて結構イジワル?
反町さんは日向さんの肩に手を置いて、口元を嫌な感じに上げて言った。
「若島津、そういうこと言うわけ?お前、結構やな奴だね」
「だって、やな奴だもん。反町のトレーは俺が持っていく。反町を部屋に連れてくのも俺がやる。ついでに風呂も俺が入れる」
「え?マジ?」
あれ?反町さんの表情が変わったぞ。
「何だよ。俺じゃ不満なわけ?」
「不満なわけないじゃん。だって、若島津が身体を洗ってくれるんだろ?」
ガターン!
今度は日向さんの箸がテーブルの上で音をたてる。今日は何でこんなに箸が叩きつけられる日なんだろう。
「だーめだっ!反町は俺が風呂に入れる。隅々まで洗ってやる。若島津、お前は手、出すなよ。行くぞ、反町」
ずるずると反町さんは日向さんに引き摺られていった。
本当に日向さんは反町さんの体を洗ってやっていた。ゴシゴシゴシゴシ。
「痛い」とか「優しく洗え」とか文句をつけながら、反町さんも満更嫌そうでもなかった。
脱衣所で着替えていると、入れ違いに来た若島津さんが言った。
「日向さん、どうやって洗ったの?」
「はぁ?どうって・・・ゴシゴシ洗ってやったよ。・・・お前、変だぞ」
「何が?」
「俺が怪我させたんだから仕方ねーだろ?」
「仕方なくないよ。あんた、接触するたびに風呂入れてやんのかよ」
「いい加減にしろよ」
「いってー!怪我させたな」
「怪我なんかしてねーだろ。ちょっと手があたっただけじゃねーか」
「風呂入れてよ」
「今あがったばっか」
「怪我させたんだから俺も風呂に入れて」
「はぁ?お前、何言ってんの?さっさと風呂入って来いよ」
バシーン!
若島津さんが肩にタオルをひっかけた時、端の方が反町さんの顔にあたった。
「いてぇっ!」
これって偶然?もしかしてわざと?
「いたいよ、若島津!気をつけろよ」
「うるさいっ!お前が悪いんだからな。お前が怪我なんかするから」
「何だよ、それ」
険悪な雰囲気にまだ夏だというのに身体が冷えてくる。
・・・へくちっ!
「おい、タケシ、頭ちゃんと拭け」
そう言うと日向さんは俺のジョリジョリの頭をガシガシ拭いた。
あの~、拭いても拭かなくてもあんまり変わらないんですけど・・・と言いたかったが、嬉しかったのでやめておいた。
「タケシ!頭くらい自分で拭け!」
ええーっ!若島津さん、すごい嫌な人かも。
この人達に憧れて親元を離れた最初の年に幸運にも一緒にピッチに立って、優勝出来て、かなり舞い上がっていた俺だった。
「すごくショックです。よくわからないけど、どうしたらいいんでしょう」
ついつい口に出すと、反町さんが小さな声で言った。
「わかりやすいよな?」
え?
どういう事ですか?
何がわかりやすいんでしょう?
俺には全然わかりません。
……………
タケシが可愛い(たぶん)だけの落書きでした。
[1回]
『見えない刀』
廊下で若島津とすれ違った。
俺は見えない刀で斬りつけた。
意味なんかあらへん。ちょこーっと構いたかっただけや。
「…………」
なんや、ノリ悪いやっちゃな。
「若島津、斬られなあかんよ」
「え?」
「見えない刀で斬られたら、見えない血ぃを流さなあかん。それが礼儀っちゅうもんや。ほな、いくで」
ジャキーン!
「…………」
「はよう」
ジャキーン!
「う、うあ?」
「ちゃう、ちゃう。手本みせたるわ。ぐあああああっ!」
若島津は「ハハ…」と力のない笑いしか返してくれへんかった。
せやけど、なんとなーくやりたそうや。
せや、斬る方がええかもしれへんな。こいつ、格闘家やし。
「おまんがやり」
俺は見えない刀をあいつの手ぇに握らせた。
思った通りや。目付きが変わった。
シャキーン。
「ぐっ、う、ぐああー」
こ、こいつ、なんちゅう身のこなしするんや。
若島津は刀についた俺の血を拭い、鞘に納めた。
「じゃあな、早田。なかなか面白かったよ」
「ま、待たんかぁっ」
卑怯やと思たが、俺は後ろから斬りつけた。
「ぐ……」
おー。ええなぁ。こいつ、めちゃめちゃ上手いやん。
若島津は指先をプルプル震わせた。
ギッと睨んだ目ぇがたまらんわ。
「み、見損なったぞ」
「斬ったもん勝ちや」
トドメを刺そうと刀を振り上げた時やった。
「おまえ、何やってんだよ」
「あ、日向さん♡」
くっそー、ええとこやったのに。
「日向、なんでそこにおるねん」
この男は若島津以外の人間の言葉を当たり前のように無視する。
無視された方の身になれっちゅうんねん。
どないしよ。とりあえずポリポリ頭かいとこか。
「早田と遊んでやってたのか?」
「ま、まぁ……。斬られるのが礼儀らしい」
やーな予感がする。
あかん。斬られたらあかん。
刀なんかどこにもないんや。や、やめとき。や、…やめ…っ
「早田ぁっ」
「ぐああーっ」
ニ、二刀流。しかもこいつドSや。
「斬るなら一思いにやったらええやん」
「こうか?」
ああー、小指が。
「こうか?」
ああー腕が。
結局、俺は斬られまくって、絶命した。
ああー、幸せや~。
武蔵と小次郎に斬られた気分。
廊下にうずくまり余韻に浸っていると、頭の上からめっちゃええ声がした。
お迎えまでついとんのか。豪華やな。
顔を上げると、三杉が俺を見下ろしていた。
「どうしたんだい?」
「あ、いや。あいつらは?」
「誰?」
ゴージャスすぎる。
こいつ、神様っぽいっちゅーか、そや、大天使みたいや。
「どこか痛むのかい?来たまえ、診てあげよう」
俺、着いてってどないすんねん。どこも痛ないのに。
「あんなぁ、指、斬られてしもた」
「指?」
「日向に見えない刀で斬られたんや」
「…………」
し、しもたー。
この男を怒らせたらあかん。何されるかわからへん。
「ふふふ」
笑わんといてー。
そないな綺麗な顔して笑われるとほんまに背筋がカチンコチンに凍ってまう。
「冗談や」言うて部屋戻ろ。
「じょ、冗談や。何でもあらへん。ほな」
「待ちたまえ」
!!!!!!
なんと、三杉は見えない刀で斬られた見えない傷の手当を始めた。
見えない包帯を巻く手つきがほんまに綺麗やった。
「はい、出来たよ」
「三杉」
「何だい?」
「三杉」
「何?」
「三杉ーっ!」
「あ、な、何を……や、やめたまえ」
「三杉、三杉、三杉ーっ」
この後どうなったかと言うと、俺は松山にぼこぼこにされた。
何で松山にはわかったんやろ???
+++++++++++++++++++
す、すみません。いろんな意味で。
何がしたくて書いたのか、それすら覚えていません。
松淳が書きたかったのかな?ウーン???
[0回]
『はじまる』 by 新田
全日本の合宿で始めて日向さんと同室になった。
少し緊張していたのだろう。なんとなく腹の具合が悪かった。
部屋のトイレを使うのが嫌だった俺は、ミーティング終了後も直ぐには部屋に戻らなかった。
いや、この理由は嘘だ。
本当は少し緊張するっていうか、日向さんとはボール無しでコミュニケーションをとるのが苦手…つーか、はっきり言って嫌だ。人を小バカにした態度がムカつく。
で、俺は日向さんより30分程遅れて部屋に戻ったわけで……。
ドアを開けただけでは日向さんのベッドは視界に入らない。
入らないが声は聞こえた。
「黒か?まーた浅いの履てんだろぉ~?……見てえなぁ…。で、今すぐ脱がしたい………おい、怒んなよ。一人なんだろ?………なんだいるのか。構わねえって、そのまま移動しろよ」
????
「トイレなら平気だろ?声だけでイかせてやっからさ……おい…切るなって。寂しかったんだぜ、すっげー……」
な、なんだ?これ。日向さんの彼女?
気付かれないようにそーっと身を乗り出して、日向さんを視界に入れる。
「まずさ…左手でちっちぇオッバイ触ってみ。俺の事思いだしながらさ…」
ひ、貧乳?
「ほーら、尖ってきたぜ。…舐めてやろうか…」
げえっ!け、携帯舐めたっ!
ど、ど、どうしよう。
カキ始めるぞ。今にもここでカキ始めるぞ。
想像しただけで吐きそうだ。
見たくもなかったので、俺は部屋から出ようとズリズリ後ずさった。
ドアまであと50センチというところでバタバタと足音が聞こえてきた。
だ、誰か来る!
逃げなきゃ。ど、どこに?
えーい。ク、クローゼットでいーや。
「大丈夫だって誰もいねえから」
バゴーン!
「何やってんだよっ!」
そ、その声は!
わ、若島津さんっ!なんでーーっ?
扉を開けて上半身だけ出してみる。
細心の注意を払い俺は様子を伺った。
「若島津っ」
「もう、見境のないのは嫌だって言ってんだろ!」
「わわわ。ごめん、ごめん。…殴んなよっ」
「しまえよ、それ」
「え?」
「それ(視線↓)」
「これ?(↓)」
「このままで?(↑)」
「そ、そのままで…」
「つーか、お前は?」
「はっ!(↑)」
「ちょいまずいな」
ブルブルと携帯が震えて、口から心臓が飛びでそうになった。
「も、もしもし」←超小声
『新田か?』
ゲ。日向さん。
「は、はい…」
『あー森崎から伝言。急用らしい。すぐに来いってさ。……じゃあな。すぐ行けよ』
森崎が俺にどんな急用があんだよ…。
てか、あんたら今から何、する気?
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
「自分で何とかしろよ!」
ドスドスと近づいてくる足音。
てか、若島津さん足音でけー。
「待てよ」
カチリとドアをロックする音。
「…んっ……」
な、何だぁ?今の?
「…や、やめ…っ……っあ…」
始まる。何かが始まる‼︎
[0回]
これ、私には無理な気がする。
執事とかメイドとかは読むに限ります。
若を羊にして「まきばプレイ」をさせたことはあるけれど…。ひつじじゃないし。しつじだし
ま、いーや。ちょっと頑張ってみますね。
うーん。どっちを主人にするか悩みますねぇ。
私が書くとしたら若を主人に、かな。
うちの若にメイドは無理。←でかいから。
うちの日向さんもメイドは無理。←目つき悪いから。
どっちも主人はオーケー。
どっちも執事はオーケー。
と言うか、うちの日向さんは庭師か厩番(現代なら運転業務とか)なんかでいいんですけど…
出来れば地主と小作人でお願いしたいです。
話を主人と執事に戻そう。
なんでどっちもオーケーなのに主人が若かと言うと、気位の高い受けが粗野で強引な攻めに翻弄されていく様が好きだから〜。
あー、でもでも、出自のよろしくない日向さんが何かの事情で大きなお屋敷のご主人様になり、若はその逆で使用人という立場に収まっている、というのはいいな。
そうは言っても、私が書くとしたら主人若パターン。たぶんこっち。
言い方悪いけど、受けが立場的に下の男によってそれまで築いてきたものが崩れていく、というのはベタだけど萌えます。
「こんなことが許されると思っているのか?」
抵抗を見せるご主人様なのですが、なんだかんだでいたしてしまったとして(ここを端折るのか?)使用人さんは言うのです。
「身体は正直だよな」とか
「あんた素質あるよ。触ってもいないのにイッたじゃねえか」とか
いいねぇ〜。
使用人さんの台詞は真っ直ぐ愛の告白パターンでもいいんだけど、わざと口汚く言うのもいい。
そうすることで全部自分が引っ被ろうとするんですよ。
下衆な台詞は本当に下衆なヤツが言うと下衆だけど、下衆な台詞に見せかけて……←ゲスゲス煩いから以下省略wwwww
主人と使用人ならこんな感じかな。
でも、こういう事を考え始めるとキリがないのですが、
日向さんと若
愛に突っ走ること、または想いを断ち切ろうとする時に潔いのは若。
日向さんは切り捨てられないものが多くて葛藤し、どうしようもなくなって若にぶつける。
葛藤が多い分、いざ行動に移す時スマートにはいかなかったりもするんだけど、日向さんがどんな風に気持ちを表してもがっつり受け止められるのが若島津。
と思って書いてるんですけど、出来上がったもの見て、あれ?若、女々ちゃん?こんなこともしばしば…。
若の可愛さは女の子みたいな可愛さじゃなくて、
あり?なんかコイツ可愛くね?
日向さんと一緒の時ってちょっと感じが違う?
…これくらいでいいんですけど、そこらへんの匙加減というか、ホントこの人難しいなぁー。
…あ、主人と執事どこ行った?
別なミッションを探してきます
[0回]
例えば、日向さんが生まれ育った街を案内する番組があったとする。
明和FCが活動していたグランドや出身校などを歩き、商店街なんかをゆっくり歩く日向さん。
ウキャー♪想像しただけで鼻血が出そう(≧∇≦)
「この駄菓子屋でよくクジを引きました」・・・なんて言ってくじを引く。
「当たった。ついてますね、俺」・・・なんてヤラセくさいことも言う。
「この角を曲がると若島津の家があるんですよ」
ここで画面の下の方にテロップが出る。(インタビュアーの声はいりません。質問に答えている日向さんしかいらない)
『日向さんにとって若島津さんはどんな存在ですか?』
「戦友でライバルで……そんなところですかね」
『意外とあっさりしてますね?』
「そうですか?一言で言えないと言うか、一番近くにいたからかな」
『全日本のメンバーで付き合いが長いのは若島津さん?』
「時間的にはそうなりますけど、最初に会ったのは岬です。岬とは少ししか一緒にやれなかったけどすごいヤツだと思いました。憎たらしくてしょうがなかったです(笑)」
・・・などと当たり障りのないことを言う日向さん。実家に帰って母ちゃんの作ったご飯を食べたりするシーンやとーちゃんの位牌に手を合わせるシーンも。
『お父さんはどんな人でしたか?』
「おっかないけど優しかったです。かなり親バカというか、運動会とか張り切り過ぎて恥ずかしかった」
『辛いと思ったことは?』
「数え切れないくらいありますよ。でも乗り越えられないと思ったことは一度もありません。人には恵まれてたんですよ、すごく。最近そう思うようになったんですけどね」
『今年の目標は?』
「毎年同じです。たくさん得点すること、それしか考えていません」
『サッカー選手になっていなかったら?』
「サラリーマンかな」
『料理は得意ですか?』
「簡単なものは作れます」
『趣味は?』
「趣味って言うか、とにかく身体を動かすことが好きです」
『好きな色は?』
「なんだろう。服は黒とかダークな色が多いかなぁ」
『今、一番ハマってることは?』
「んー、サッカーバカなので思いつきません」
『じゃあ、オフの過ごし方は?』
「買い物したり家でのんびりしたり、ドライブしたり」
『ドライブは一人で?』
「一人の事が多いですけど、友達を誘うことも」
『ズバリ誰ですか?』
「若島津」
番組自体はありきたりなんですけど、これをベッドから二人で眺めてたらいいなぁと思っただけ~(*^o^*)
「模範回答だね」
なんてクスクス笑いながら若は見ているわけですよ。
「あ、ここ」
「懐かしいだろ?」
『なぜここが思い出の場所なんですか?』
「中学に入る前、全国制覇を誓った場所だから」
「嘘じゃん…全国制覇を誓ったのはここじゃなくて…」
などと中学入学前の話をしているかと思いきや、そこはやっぱり腐りまくってる私なので、
お初の想い出話になる、かもしれないwwww
画面に映るのは小さな児童公園。河原でもいいですね。ベタだけど。思い出の場所なんですよ。フフフ。
「お前、すげえ緊張してたよな」
「日向さんの緊張が移ったの」
「この後、ラブホに行ったんだよな」
「告って、キスして、いきなりラブホに連れてったの誰よ?」
「俺」
「怖かったか?すげえ痛かったよな」
「よく覚えていない。ただ・・・」
「・・・・・・」
「あんなに泣いたのは後にも先にもあの時だけで・・・」
(ああ、そうだ。俺もかも)
「恥ずかしいから思い出すのやめようぜ」
「あんたが思い出させたんじゃん・・・」
ククと喉の奥で笑う日向さん。
その後、日向さんの手は若の頬へ。濃厚なキスの後、もう一回。
「また?」
なんて言いながら、とことん快楽に弱い若島津。
逸らせた白い首や泳ぐようにシーツに皺を作る爪先がやらしすぎます。
日向さんもかなりヤバいです。
天井になって若の身体を弄る日向さんの肩甲骨とか脇腹のラインとか上腕二頭筋とか堅く締まった大臀筋を眺めたい。(変態) ← あ。昨日ツイートしたことをこの時既に言ってたんですね。忘れてた。しかも昔の方が具体的wwww 性癖は変わらないということで・・・。
「上手くなったろ?」
「たぶん」
「たぶんてなんだよ?」
「だって、あんたしか知らないし・・・」
もう、こういう言葉にぐっとくるわけですよ。比較の対象がないってことに。
設定によっては女性経験があっても全然オッケーだし、パラレルならもっと緩くなるんですけど、「男は初めて」がいいですねー。
と、こんなことをダラダラ書いたことがあって、いつか「明和を案内する若島津」も、と思って何年?
若は道着姿からスタートして、小さい頃の劇カワ写真も大サービスしてほしいものです。
車を弄ってるとことか、本屋さんプラプラとか・・・あ!小学校の教室で黒板眺めてたり。
卒業文集や卒アルなども大サービス♪
「サービスしすぎだろ」
「そんなことないって」
などと言った後、日向さんは自分しか知らない若を堪能してください。
[1回]
スキル不足で形に出来ないネタというか、
日向さん、バツイチになりました。何かが足りないとかそんなんじゃなくて、奥さんのことを本当に好きだったんですよ。
で、死別の線も考えたし、振られる線も考えました。
今日のところはとりあえず悲しいけど死別の線で。
若は日向に対して友情以上の想いを抱いているんだけど、日向が奥さんのことを本当に愛してたことを知ってるから気持ちに蓋をする。
でも、ただ我慢しているというんじゃなくて、側から見れば恋多き男で、いつか自分も結婚を…と思っているわけです。友情以上と言っても、日向さんに対する想いは恋と言うにはちょっと足りない。
で、このあたりから私の妄想力ではどうにもこうにも…なんだけど、
日向さんに言わせたい台詞だけはあるんですよね。
「もう一度だけ、恋をしてもいいか?」
場所はどこにしようかなぁ。それすら決まってないんですけど、
「相手はいるの?」と若。
「いる。目の前に」
学生だったら目を伏せるかもしれないけど、大人若なので、
「なんの冗談?」と言ったりしてもいい。
大人だから突っ走れないこともあるし、大人だからずるくなることもあるし、
「俺に結婚諦めろってこと?」
「結婚する気あるのか?」
もやもや〜っとした感じで、終わらせてもいいかなぁと思うんですよ。
とりあえずという感じで、旅に誘う日向さん。
不器用な大人達の恋が始まるのです。
最後の恋が。
もやもや〜もやもや〜
[1回]
自作香水817も嗅いだ方で意見がわかれたんですけど、1229は817より分かれました。
若は美人さんですが、♂だし、背も高いし、スポーツ選手だし、空手もやるし……などなど考えて、ウッディ調にしたんです。参考にしたのはフゼアウッディ調
もちろん花や他の精油も使いましたが、ウッディ強かったかも…などと熟成されまくった1229コロンを嗅ぎながら思ったり。
うちの若はでかいので(笑)、作り直しても女の子のようにはならないと思うんですけどね(なんたって私が作るんだし)、もうちょっと花を強くしてもいいかなぁ~と思ってます。
なかなか時間がとれないのでいつになるかわからないですけど、今日も精油をクンクンしている私なのでした。そうそう、むかーしサイトで若の香りアンケートをしたら石鹸の香りが一番多かったですよ。
ご参考までに(1229コロンに使った精油)
プチグレン、レモン、ベルガモット、ローズウッド、ラベンダー・アングスティフォリア、ローズマリー・シネオール、クラリセージ、シナモン・カッシア、ゼラニウム・エジプト、パチュリ、ベンゾイン、ヨーロッパ・アカマツ、シダー、ジャスミン、ローズ、ネロリ、スィートオレンジ
[0回]
若島津は日向のかーちゃんの末の弟。つまり小次郎の叔父さんです。
忘れた頃に生まれた美しい弟を小次郎母はすごく可愛いがってるんですけど、県外にいるとか小次郎は話には聞くけど会ったことはない。
初めて会ったのはとーちゃんのお葬式。言葉を交わしたわけじゃないけど、健さんは帰り際に小次郎の頭を撫でて、線香の匂いと健さんの手の感触だけがその後も残っている。
この時健兄さん(叔父さんにするのは若すぎる)は高校生。17くらい。小次郎母は35くらい。小次郎母は兄弟姉妹の一番上のお姉ちゃんです。
この人が…くらいにしか思わなかったし、それすら思ったのかはっきりしない小次郎。とーちゃんの葬式だから仕方がありません。
二回目に会ったのは小次郎が高校生の頃。健兄さんは25くらいにしておこう。←いい加減
またまた親戚のお葬式で最初の時と同じように頭を撫でられました。
忘れているわけじゃないけど考えないようにしていても、線香の匂いは悲しい思い出と繋がっていて、お葬式の途中で外に出る小次郎。
外に出ると細い月が雲の隙間から見え隠れしています。ぼんやり眺めて少し視線を下ろすと健兄さんがいました。
気配に気づいて振り返った健兄さん。ドキっとするくらい綺麗で、こんな時に…なんて呆れた溜息をつき、ザッと地面を蹴ったりする小次郎。
「長いよね」
いきなり話しかけられ何のことを言われているかわかりません。
「何が?」ときくと「葬式」と健兄さんは小さく笑いました。
「小次郎…だよね?…あ、呼び捨てはまずいか。ごめん」
「別に」
ぷいと横を見て、元の位置に顔を戻すと健兄さんはすぐ近くにいました。
「足音くらいたてろよ」
それには答えずにまたクスッと笑う健兄さん。
「大きくなったなぁ。俺のこと覚えてる?」
「かーちゃんの弟だろ。初めて会ったけどわかる」
「あたり。…だけどはずれ」
「なんだよ、それ」
「はじめてじゃないよ」
お父さんの…と言いかけて言葉を飲み込む健兄さん。悲しい思い出にはそっと蓋をする。
春の終わりの風がさわさわ吹いてます。
地面に着きそうなくらい伸びた柳もサラリ、サラリ。
ふわんと小次郎の頭に手を乗せる健兄さん。
なんの前触れもなく、意味すらなく、小次郎にキスしてしまいます。←隙間だらけの妄想
びっくりする小次郎。
「な、なんで」
「なんでかな?なんとなくかな」
実は健兄さん、過去に色々あったとかさ、ここらへんは考えてません。←広がる隙間
「サッカー、やってるんだよね」
「そうだけど?」
「いいプレイするよね。格好いい…て、イヤかな。こんな風に言われたら」
「別に」
説明の出来ない感情はそのままに。
なんなんだろうなぁ、健兄さん。この人の過去が気になる。←ちゃんと考えろ
「別に」と言った小次郎の顎を掴みもう一度。
さっきよりちょっと長い。
小次郎、ドンと健兄さんの胸を押す。
明らかに動揺している。怒ってるかもしれない…というか怒るよな。
「なんとなくだからさ、初めてじゃないだろ?」
「なんとなくでするな!」
ザーッと風が吹く。
「いってぇ…」
駆けていく背中を見ながら頬をさする健兄さんなのでした。
さあ、こっから先が大変です。
その前に隙間をどうするか。すみません。何も考えてません。
音や匂い、色しか浮かばない。。。
戯れのようなキスをされ、それがずーっと残ってしまう小次郎。
次に再会した時には小次郎もいい大人になっていて、
「責任とれよ」
などと言えばいいと思います。
お、お約束過ぎる。。。
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