C翼二次創作/小次健love!  

ノベルティ変更のお知らせ

『さくらさがし』と『tiglio 』におつけしているお茶は7月ご注文分にはつきません。
賞味期限はまだまだ先なのですが、私が入手してからお渡しするまでの期間をあまり長くしたくないからです。

おまけコピー本の在庫も本誌より若干少ないです。

修正前のものはサイトにもありますが、ちょこちょこ弄っていますし、『tiglio 』には書き下ろしおまけSSも収録しています。
拙い本ですがご検討いただけますと嬉しいです。


『tiglio 』イラスト部分と書き下ろし部分


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待ち合わせ

超珍しく部活のない日曜日。
二つ並んだベッドに寝そべりそれぞれスマホを弄る。

ブブと手に振動が伝わった。

——ラーメンでも食べに行きませんか?

「なんで直接言わねぇんだよ」
「え? 忙しそうだったから」
「暇そうだから誘ってきたんだろうが」
「ああ、そうかも」
「そうかもじゃねぇよ。っと、わけわかんねぇヤツだなぁ」

言いながらメッセージを送信した。

——OK。三十分後にバス停。

「バス停ってどこの?」
「東邦学園前」
「え? 待ち合わせるの? なんで?」
「なんでって……」

たまにはいいだろ? デートっぽくて。



「おまえ先に出ろ。俺は百数えてからダッシュする」
「わかった。俺はゆっくり歩く」
「それじゃ意味がねぇ。普通に歩け」
「俺が普通に歩いて日向さんがダッシュしたら意味ないんじゃ……」
「だったら俺も歩く。待たせるの嫌いだから俺が先に行く」
「俺も待たせたくない」
「我慢しろ」
「ええええー」

そんなこんなで待ち合わせてラーメン屋に行くことになったわけだが、バス停までの坂道がやばかった。

やべえ。ドキドキする。マジ、デートみてぇ。
デ、デートなんだけど。俺ら付き合ってんだけど。

「ひゅうがさぁぁーん」 

ばっ。オメエ、なんで走ってんだよ。

「歩けって言っただろうが。ちゃんと百数えたのか?」
「数えましたよ。走ったのは日向さんが見えたから」
「見えても歩けよ」
「そんなことを言われても……。日向さんの姿が見えたら嬉しくなってしまって」

ぐああああ。たまらん。可愛くてしょうがねぇ。
なんでコイツはこうなんだ? 
でけえくせに。俺より強ぇくせに。俺は瓦割れねーぞ。

「怒らないでくださいよ」
「怒ってねーよ」
「ほんとう?」

上目遣いヤメロ。

「ほんとうだ」
「よかった。さ、行きましょ。ラーメン、ラーメン。ウハー、嬉しいな」

た、頼む。
それ以上ハートを撒き散らさないでくれ。
ラーメンじゃなくておまえをバクっといきたくなるから。




なんじゃこりゃ。
こういうバカップル、久しぶりに書いた気がします。


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拍手ありがとうございました

昨日も書いたのですが(ツイにも)、ちょっと寄り道して淳誕用のお話を書いています。
すごく短いお話になると思いますが、ふだん小次健妄想しかしていないせいか他キャラをピンで書くのは難しいです。
できれば来月の反誕にも参加したいのですが、うーん。。。厳しそう。
とりあえず、途中まで書いてなんとかなりそうな気もする淳さまSSを優先して、スッキリした状態で小次健に取り掛かれれば、と思っています。

ツイッターに置いているWaveBoxを使って下さった方ありがとうございました。
お返事はツイッターでしています♪ 


☆拍手ありがとうございました。


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